電気錠の工事

電気錠は簡単に取付けできるものもあれば大掛かりな工事が必要な場合もある。
先日は施設の出入口に電気錠を取付、タイマーを設けて時間によって鍵の施錠や解錠を制御したいという相談があった。

実際に現場をみてみると電子錠をすぐさま取付けできるような状態ではなかった。
なぜなら扉の状態があまり良くなかったからである。電気錠の取り付けをする以前に鍵の施錠や解錠がうまくいかない状態になってしまっていたのである。

まず、ドアが煽られて曲がっていること。そしてドアクローザーも壊れており、建付が悪く、ドアがドア枠にこすれていた。

この状態では電気錠を取り付けたとしてもドアがきちんと閉まらないので思うように工事ができない。
また、框扉であるため、取り付け可能な電気錠の製品も限られている。なのでまずは扉と扉枠の修理からする必要がある。

新しい扉や電気錠、操作盤やタイマー、通電蝶番などを手配して、作業にとりかかる。
まず扉と枠の交換を行ない、その後電気錠の工事に入る。
夜になると鍵が自動で施錠されて、朝になったら自動で解錠されるようにしてほしいという希望だったので、その通りタイマーを電気錠肉見込み、配線工事を行った。
動作の確認をして、適切に作動することがわかり、お客様への引き渡しとなった。

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